人間-生活環境系学会
第2回「HESフォーラム・ディスカッション」を下記の通り開催いたします。この企画は、本学会をプラットフォームとして、研究に関する会員相互の交流の活性化を図ることを目的として行うものです。本学会の機関誌である「人間と生活環境」および「Journal of the Human-Environment System」に掲載された論文を1つ取り上げて、著者からその内容をご説明いただき、その後、十分に時間を取って意見交換を行います。ご興味のある方は奮ってご参加ください。学生さんの参加も大歓迎いたします。分野の垣根を越えてディスカッションしたいと考えています。
日時:2023年3月3日(金) 18:00〜19:00
方法:Zoomによるオンライン会議
話題提供者:渡邊慎一(大同大学)
対象論文: 渡邊 慎一, 石井 仁, 長野 和雄, 冨田 明美, 堀越 哲美
「日傘による直達日射の人体投射面積遮蔽率」
人間と生活環境, 21(2), 93-98, 2014.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhesj/21/2/21_KJ00009595428/_article/-char/ja
※ぜひ論文をご一読の上ご参加ください。
今回のテーマは「日傘」です。夏期の暑熱により熱中症が社会問題となっている現在、日傘は簡易に暑熱を緩和できるアイテムとして注目されています。コロナ禍において、児童の物理的距離の確保とともに暑熱緩和を目的として「傘差し通学」を実施する小学校もありました。また、紫外線防御の観点からも多くの人々が日傘を使用してきました。今回取り上げる論文は、日傘により人体に照射する直達日射をどの程度遮蔽できるのかを明らかにしています。この論文を議論の出発点として、日傘に関わる様々なテーマについて議論したいと考えています。フォーラム・ディスカッション世話役の渡邊が話題提供させていただきます。ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
参加申込:2023年2月22日(水)までに、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
世話役:大同大学 渡邊慎一 nabeshin@daido-it.ac.jp
注意事項:
- 参加は先着順とさせていただきます。今回の参加人数は10名程度を考えています。したがって、状況によってはご参加いただけない場合もございますことをご了承ください。
- 参加者として、自らアクティブにディスカッションに参加しようと考えておられる方を想定しています。
- 参加される方は、本学会会員に限ります。
- 意見交換では、話題を提供していただいた論文著者への批判は慎み、当該研究のさらなる発展に繋がるような建設的な発言に心掛けてください。
その他:
- フォーラム・ディスカッション終了後に、参加者の有志でざっくばらんなオンライン懇親会を開催します。ぜひお飲み物などを用意してご参加ください。